結論|購入方法は2通り。「特典用」と「エリート資格対象」を使い分ける
IHG One Rewardsのポイント購入は、公式ページが「ポイントの購入方法を自由にお選びいただけます」と案内する通り、2つの方式に分かれています。ひとつは特典交換用のポイントを「1年につき200,000ポイントまで」購入する方式。もうひとつは、予約に一泊5,000ポイントまで追加でき、そのポイントがエリート会員資格の対象にもなる方式です(buypoints公式ページ・2026年10月3日確認)。
さらに公式の購入ページは、ポイントの「贈呈」と「移行」を別機能として案内しています(ご友人やご家族への贈呈、アカウントから別アカウントへの移行)。この記事は、この2方式+2機能の条件を公式ページと会員規約の取得結果(2026年10月3日確認)で整理し、あわせてボーナスキャンペーンの注意点と、ヒルトンなど他プログラムとの違いまでを解説します。IHGポイントの使い道全体はIHG ポイントの使い方に詳しいため、まずは使い道の確認から始めてください。
方式①特典用ポイント——1年20万ポイントまで購入できる
buypoints公式ページの1つ目の方式は、「無料宿泊特典、VIPイベントアクセス、およびその他の特典に交換できるポイントを、1年につき200,000ポイントまで購入」する方法です。購入したポイントは通常のリワードポイントとして、無料宿泊特典をはじめとする使い道に使えます。
| 項目 | 内容(公式ページ・2026-10-03確認) |
|---|---|
| 上限 | 1年につき200,000ポイントまで |
| 用途 | 無料宿泊特典、VIPイベントアクセス、その他の特典への交換 |
| 注意 | 購入したポイントは特典(無料宿泊特典等)への交換に使用。細部の条件は購入ポータルで確認 |
併せて押さえたいのが、規約の「本規約に規定されている場合を除き、ポイントの購入、販売、譲渡はできません」という条項です(会員規約・2026年10月3日確認)。つまりポイントの購入は公式プログラム経由のみ許容で、オークションやフリマサイト経由の第三者売買は規約違反になります。IHG One Rewardsの上級会員資格を安く手に入れる「裏技」系の話は、この条項と突き合わせて判断してください。
方式②エリート資格対象ポイント——ステータスアップの公式ルート ★核
2つ目の方式がIHG特有のもので、予約に一泊5,000ポイントまで追加でき、追加したポイントは「特典だけでなく、エリート会員資格対象ポイントにも使用できます」(buypoints公式ページ・2026年10月3日確認)。つまりIHGではポイントを買ってエリート資格の条件に届かせることが、公式に用意されたルートなのです。
エリート資格の要件は会員規約の条件表(2026年10月3日確認)で次の通り定められています。
| エリート会員レベル | エリートステータス対象ポイント | 必要な宿泊数 |
|---|---|---|
| シルバーエリート | 対象ポイント n/a | 10泊 |
| ゴールドエリート | 40,000ポイント | 20泊 |
| プラチナエリート | 60,000ポイント | 40泊 |
| ダイヤモンドエリート | 120,000ポイント | 70泊 |
この表を踏まえると、追加購入で資格に届きやすいのはゴールド(対象ポイント40,000)です。例えば20泊の滞在実績がある会員が、追加購入で対象ポイントの合計を40,000に引き上げられればゴールド到達です(追加は1泊5,000ポイントまでなので、滞在の夜数に応じた追加になります)。追加ポイントは予約に紐付く方式で、追加方法は「直接予約ページの予約ツールまたはIHG One Rewardsアプリを使用」し、「ホテル、客室、料金を選択後、追加したい泊あたりのポイント数を選択」します。一方でプラチナ(60,000pt・40泊)やダイヤモンド(120,000pt・70泊)を追加購入だけで到達するのは、泊あたりの上限があるため現実的ではありません。5ランクの全体像はIHG One Rewards特典ガイドを参照してください。
追加ポイントには利用条件があります: 公式ページは「これらの追加ポイントは、7日間キャンセル無料の宿泊料金で使用できません」と注意を明記しています。追加購入を検討する予約では、料金プランが7日間キャンセル無料のタイプでないことを確認してください。
なお、この「買って資格に届く」構造は、ヒルトンと正反対です。ヒルトンでは「購入代金はエリートステータスの資格取得条件にはカウントされない」と案内されており(ヒルトン ポイント 購入の整理参照・2026年10月2日確認)、買って資格に近づけるのはIHGだけというのが両者の大きな違いです。ブランド間でポイントの使い勝手が違うこと自体は、5社の会員プログラム比較で整理してある通りの構造差です。
贈呈と移行——ポイントを家族や友人に渡す公式機能
公式の購入ページは、購入のほかに「ポイントの贈呈」と「ポイントの移行」を機能として案内しています。贈呈は「ご友人やご家族に、特別なご優待や目的地へのご旅行を楽しんでいただくことができます」、移行は「大切な方が特典を早く獲得できるよう、お客様のアカウントからポイントを移行することができます」という機能です(いずれも2026年10月3日確認)。
規約の側も「ポイントクーポン、ポイントの購入、加算および譲渡(他に指定のない限り)」をポイント獲得の活動として扱っており、公式機能経由の受け渡しは認められた行為です。一方で前述の通り第三者売買は禁止で、細部の条件(回数・上限)はアカウント手順やカスタマーケアでの確認を推奨します(2026年10月3日確認)。また、ノーションやキャンセル期間を過ぎたキャンセルの場合は「ポイントの加算やエリートステータス対象宿泊数の記録の適用外」となる点も規約にあり、ポイントと予約はセットで管理する必要があります。
贈呈・移行の回数や上限などの細部条件は、今回の取得では確認できていません(未確認・2026年10月3日時点)。実行する場合はアカウント画面の案内での確認を推奨します。
IHGの失効ルールと購入の関係——クラブとエリートで扱いが分かれる
他社のポイント購入記事では「失効回避」として購入が紹介されることがありますが、IHGの失効ルールは会員レベルで扱いが分かれます。会員規約(2026年10月3日確認)は「クラブレベル会員ポイントは、アカウントのポイント残高が12ヶ月以上の期間『獲得』または『交換』の取引がなかった非アクティブ状態になると失効」し、「エリートメンバーのポイントは、エリートレベルの会員資格が維持されている限り失効しません」と定めています。この点はIHGポイントの使い方の有効期限セクションで詳しく整理してあります。
つまりIHGでは、シルバー以上のエリート会員にとって購入は「失効回避のための緊急手段」というより、資格対象ポイントを足してステータスに届くための手段(sec-3)が本線です。クラブレベルの会員にとっては、ポイント購入・贈呈・移行が12ヶ月の活動維持にどう影響するかをカスタマーケアで確認するのが確実です(規約上は獲得・交換が維持条件とされています)。
診断とまとめ——3問で方式を決める
自分に合う方式を、3つの質問で判定します。
| 質問 | 判定 |
|---|---|
| 目的は特典(無料宿泊)か | はい → 方式①の特典用ポイント(1年20万ポイントまで) |
| エリート資格まで足りないか | はい → 方式②の資格対象ポイント追加(一泊5,000ptまで・7日間キャンセル無料料金では使用不可に注意) |
| 家族や友人に分けたいか | はい → 贈呈・移行機能(細部はアカウント手順で確認) |
まとめです。IHGのポイント購入は「特典用(1年20万ptまで)」と「エリート資格対象(一泊5,000pt追加)」の2方式で、後者は公式に認められた「買ってステータスに届く」ルートです。追加ポイントが7日間キャンセル無料の料金で使えない点、第三者売買が規約違反である点、キャンペーンの増量率は変動情報である点——この3つを押さえれば、購入の判断ミスは減らせます。ラウンジも含めたIHG活用はIHG ラウンジの整理、ポイントの使い道はIHG ポイントの使い方へどうぞ。ヒルトンの購入制度との比較はヒルトン ポイント 購入の整理を参照してください。なお、クレジットカードの申し込みを促す誘導は本メディアでは行いません。ステータスを短期間で手に入れたい人の入口全体はステータスマッチ一覧にまとめてあります。